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どのくらいの量の点滴で降圧されるのか

2019年05月13日
カプセルと葉

高度な貧血のある患者など血圧を急激に低下させることが危険な場合もあります。
貧血症状の悪化を注意しながら点滴量を投与しなければいけません。
通常血圧を降圧させるための点滴量は、その患者の体重に対してどれくらいかという考え方で行われています。
降圧を考える際に注意することは、急激な降圧はできるかぎりさけること。
また血圧の下げすぎには十分注意することとなっています。
血圧の急激な変動がおこると大切な臓器への血流は下がるため、体にとって好ましくないのです。
とくに脳への影響は重要なポイントですので知っておく必要があります。
拡張期血圧の数値の目安は100から110くらいといわれています。
さて、緊急性のある降圧薬を考えてみましょう。
例えばアダラートがあります。
アダラート投与の場合は1回10から20mgを経口または舌下、直腸内で投与します。
カプトリルについては、1回6.25から50mgを経口投与することになっています。
アルフォナードに関しては、0.5から5mgを1分間で点滴静脈に注入することが決められています。
このアルフォナードには副作用があげられており、節遮断作用からおこる視力障害や尿閉、イレウス(麻痺性)が報告されています。
そのため長期間使用する薬ではないようです。
また水分の貯留をおこすため降圧効果は半減するとも言われています。
その際には、ループ利尿剤の併用を考えないといけません。
また手術時の低血圧を維持する際にミオコールが使われます。
その場合は、1分間に体重1kgに対して1-5μgを目安に投与開始し、決められた目標血圧値までさげ、その後は血圧値を確認しながら点滴の速度を微調節することになります。
降圧速度を早めると体への負担も大きくなるため注意しながら投与を考えなければいけません。