自然の降圧薬カリウム

2019年05月25日
黄色のカプセルと葉

高血圧で診察を受けると、まず指導されるのが食生活でしょう。
塩分控えめの生活を行いながらさらに降圧効果を上げる食生活を送りたいなら、積極的に摂りたい栄養素があります。
それは、カリウムです。
カリウムは、ミネラルの一種です。

  • 筋肉や心臓の働きの維持
  • 体内の余分な塩分の排出

が主な役割です。
カリウムには降圧効果があると言われていますが、体内でどのような働きをしてくれるのでしょうか。
高血圧の原因の一つでもある、塩分の摂りすぎ。
体内の塩分が多くなると、血液中の塩分濃度が高くなります。
血液内で一定の濃度を保とうとする働きのため、血管内に水分が多く取り込まれ血液量が増し、血管への負担が大きくなることが原因で高血圧になるのです。
カリウムは、体内の余分な塩分を排出してくれる働きがあります。
体内の余分な塩分が排出されることで血液内の塩分濃度も低下し、血管内の血液量も正常に戻るので血管への負担も減ります。
カリウムを摂ることで降圧効果があると言われるのは、この働きによるものです。
しかし、カリウムは筋肉を動かしたり汗をかくことで失われてしまいます。
現代人はコーヒーやアルコールの摂取でカリウムが失われがちだと言われてるため、高血圧の人は特に積極的に摂取したいものです。
カリウムはアボカドやバナナなどのフルーツ、黄な粉や小豆などの豆製品、パセリやニンニクなどの野菜にも含まれていて、多彩な食材から摂取することが可能です。
茹でる、煮るなどの調理をした際には、カリウムは水に溶けだしてしまいます。
煮物などの場合は煮汁も一緒に摂取すると良いでしょう。
自然の降圧剤であるカリウムを積極的に摂取することで薬に頼りすぎない治療を目指しましょう。